2012年 野底山森林公園まつり
野底山森林公園まつりチラシ
平成24年4月21日、快晴の青空と、ほぼ満開まで開いた桜の花に囲まれて、第28回野底山森林公園まつりが開催されました。
森林公園まつりといえば雨がつきもの。ここ数年はなかなか好天に恵まれないことが多かったのですが、(そういえば、秋のもみじ祭りも雨の中でした。)この日は、まさにお花見日和、お祭り日和の素晴らしい天気。早くから準備を進めてきた実行委員会の皆さん、そして多くの来場者の皆さんにとっては、待ちに待った嬉しい一日となりました。
オープニングセレモニーが終わると、早速管理事務所前芝生広場では、各団体の出し物が始まりました。
上郷ひがし太鼓保存会の和太鼓演奏、アップルベリーのキッズエアロビ、上郷小学校オーロラバンドによる演奏、アリスバトンクラブのバトンワリング、上郷地区保育園の先生たちのお話劇場、飯田市民吹奏楽団のコンサート、そして最後に、黒田人形浄瑠璃保存会による三番叟の上演。
桜の樹の下でのパフォーマンスは、とびっきりの笑顔と真剣なまなざしにあふれ、多くの観客を魅了しました。
園内各所に設けられたブースも、大勢の人々で大変な賑わいです。
花木の販売、綿菓子プレゼント、駒打ち体験に、木工体験。五平餅だってもちろん、焼き立てアツアツ。丸太椅子も売っています。
あずまやに設けられたお茶席。
大人も子どもも春の宴を満喫です。
林間学校前の大きな桜の木は、ツリークライミング体験コーナーに。
お昼時。
婦人団体連合会の皆さんが豚汁を、日赤奉仕団の皆さんがおにぎりをサービスしてくれました。
来場者の皆さんは、思い思いの場所で、お日様と、桜と、家族の時間を楽しみます。
ゲートボールやマレットゴルフ、公民館主催のウォーキングコース・野底ウォークで、森に親しむイベントもありました。
おまつりの締めくくりはもちろん、縁起のいい紅白の餅投げで大いに盛り上がります。
野底山森林公園まつりのキャッチフレーズといえば、
「さわやかな風、豊かな緑、ふれあおう森の恵みと」。
今回の森林公園まつりはまさにこのキャッチフレーズ通りの一日となりました。
この日山からおまつりを見守っていた桜の木々。
山の桜は、1本1本微妙に色合いが異なります。
薄ピンクと松林の緑とのコントラストが美しく、
見上げればまるで絵画を見ているかのよう。
これも、森に囲まれたこの野底山森林公園ならではです。